マーケティング部の役割とは「営業」「教育」「人事」といった各部署がスムーズにマーケティングを行える手助けをすること。普段は裏方に徹しつつ、ここぞという際は各部署を自由に動かす〝司令塔のような存在〟が理想です。
ところが現実は、プロモーションやマスコミ対応など派手な仕事しかせず、社内で孤立しているケースも珍しくありません。『部署を立て直す』とはマーケティング部の業務フローを見直し、マーケティングがうまく機能する体制をつくることです。
企業にフィットした部署をつくる
企業規模や業容が異なればマーケティング部が果たすべき役割も異なります。重要なのは、部署としての基本的な役割は押さえながら、その企業にフィットする形をつくること。「営業部はどんなマーケティングを行っているのか」「なぜ顧客管理部がないのか」など、組織図という観点からマーケティングをチェックします。
組織図はそのままに、PR戦略を練る会議を新設したり意外な部署を連携させたり、業務フローを変更することでマーケティング効果を高めます。地味な手法、小さな施策ですが、滞っていた水が流れだすようにマーケティングの流れが変わります。
中小企業に最適な2種類のマーケティング部
どんな組織にも司令塔は欠かせません。、しかし、現実的には「会社が小さくマーケティング部をつくる余裕がない」「そもそも人材がいない」といった声もよく聞かれます。そんな場合にオススメなのが次の2タイプです。
【1人マーケ部】
マーケティング部は何をすべきか――。役割を理解し、かつ実践できるなら1人でも問題ありません。柔軟な組織ほど効果が現れやすく、むしろベンチャー企業や中小企業には現実的なスタイルとも言えます。マーケティングに一貫性が生まれる、スピードが上がるといったメリットがあります。
【分散マーケ部】
営業や教育といった各部署に「マーケティング要員を1人ずつ置く」のが分散スタイル。各部署が常にマーケティングを意識するようになるほか、アイデアが活性化しやすくなるなど、部署を設けるよりメリットが多い場合もあります。
どちらのタイプも「社内での人材選び」「マーケティングの各種講義」から「組織づくり」までトータルにサポートします。半年など限られた期間で、実務をサポートしながら二人三脚で指導しますので、部署をつくると同時にマーケティングも強化できます。
また『部署の立て直し』は以下のような企業にオススメです。
■マーケティング部がうまく機能していない企業
■部署を設けるつもりはないもののマーケティングの基本を学びたい企業
■「営業企画」「経営企画」といった名で何となくマーケティングを行っている企業
部署立て直しパッケージ 全6回(各回3時間セッション+各種サポート+期間中コンサルティング) 税込み48万円
*1回のセッションが確実に理解されたことを確認してから、次の回に進みます。また、期間中は様々なアドバイスを差し上げますので、着実に部署を立て直すことができます。全6回の進め方を収めた「マーケティングブック」を無料でお送りします。お気軽にお問い合わせください。
*「1人マーケ部」「分散マーケ部」は別途ご相談ください。