アイデア次第で成否が大きく変わるマーケティングの世界。優れたアイデアを発想する秘訣は「自分なりの必勝メソッド」を身につけることです。効率的というだけでなく、成功パターンを定型化すれば当たる確率は飛躍的に高まります。
世の中には多くのメソッドがありますが、おすすめしたいのが『名刺マインドマップ』です。
「実在する人物」が生み出すリアリティー
手持ちの名刺をカードゲームのように動かしながらアイデアを創造していく『名刺マインドマップ』。頭のなかに眠るアイデア、保有する人脈、人間関係などを〝名刺を使って可視化〟することで、連想ゲームのように発想が広がるだけでなく、潜在する課題や能力を引き出します。
「新規事業立ち上げ」「プロジェクト発足」など、新たなメンバーでビジネスをはじめるときなどに有効なメソッドです。
1)必要とする社内メンバーや取引先などの名刺を10枚、20枚と選んで大きな白紙の上に並べます。名刺で疑似的な組織図をつくったり業務フローを考えたり、ビジネスの大まかなイメージ像をつくります。
2)連携させたい名刺同士を線で結び、気になる名刺の脇にアイデアを書き込みます。判断に迷うポジションは名刺を並べて保留にするなど、頭のなかの状態をなるべく忠実に再現します。
3)「完成したマップ」に課題やアイデアをどんどん書き込みます。しっくりいかない部分は名刺を交換したり新たに追加し、より実践的なシミュレーションを行います。このブラッシュアップ作業こそアイデアの完成度を高めるポイントです。
(イラスト出典:「名刺は99枚しか残さない」メディアファクトリー新書)
名刺マインドマップ3つのメリット
1.すぐに使えるアイデア
「名刺=実在する人物」を使うため、知らずのうちに現実のビジネス環境を考慮しながら発想します。つまり、極めて実現可能性が高いアイデアとなります。作成したマップは事業計画としてそのまま使えるのでビジネスのスピードも速まります。
2.人を動かすマネジメント体験
名刺1枚動かすだけで人間関係が改善したり、思いがけず最良のチームが生まれたり。ゲーム感覚とはいえ「名刺=実在する人物」を動かすのは想像以上の現実感を伴い、これがマネジメント力を鍛えます。
3.人材を見つめ直すチャンス
名刺をじっくり眺めると、意外な能力に気づくことがあります。誰も知らない貴重な人脈が判明することもあります。そうした〝人材の再発見〟がアイデアを刺激し、マーケティングを進化させます。
マーケティングに強い『名刺マインドマップ』は、荒木NEWS CONSULTINGオリジナルのメソッドです。Yahoo!ニュースで紹介されたところ出版社の目に止まり書籍化され、「ゲーム感覚で企画力が鍛えられる」と様々な雑誌やニュースに取り上げられました。
同じ名刺を持っていても、同じ職場で働いていても、人によってまったく異なるマップになるのが面白いところ。以下のような企業にオススメです。
■「マネジメントを学ぶ」「企画力を鍛える」など20代向け社員研修
■「新規事業の発案」「プロジェクト発足」など30代リーダー向けワークショップ
■「人事異動」「事業の再構築」など40代幹部向けアイデア支援ツール
■小売業・サービス業の「新店オープン」、ベンチャー企業の「経営戦略」、「起業準備」など
アイデア発想セミナー 3人1組~ 税込み5万円~
人数やテーマによって開催スタイルが異なります。お気軽にお問い合わせください。